放送部などで活動する全国の高校生たちが、アナウンスや番組制作などの技術を競う「NHK杯全国高校放送コンテスト」の決勝が東京で行われ、優勝者と優勝作品が決まりました。

ことしで72回目となるコンテストには、全国1357の高校から1万2500人余りが参加し、都道府県大会を勝ち抜いた代表による決勝が東京 渋谷のNHKホールで行われました。

審査の結果、
▽アナウンス部門では、青森県の八戸聖ウルスラ学院高校3年、榎本杷留さんが優勝しました。

▽朗読部門では、長崎県の長崎北陽台高校2年、只安遙都さんが優勝しました。

また、番組の各部門で優勝作品に選ばれたのは、
▽テレビドキュメント部門が、兵庫県の御影高校の『落ちルンです』。

▽ラジオドキュメント部門が、北海道の札幌西高校の『でこぼこ』。

▽創作テレビドラマ部門が、福岡県の鞍手高校の『猪突盲信』。

▽創作ラジオドラマ部門が、鳥取県の米子工業高等専門学校の『弾丸の行方は』でした。

決勝の様子はことし11月に、Eテレで放送する「ティーンズビデオ2025」やNHKのラジオ番組で放送する「ティーンズラジオ2025」で紹介される予定です。