熱帯低気圧 伊豆諸島南部に最接近 台風に発達する見込み
東京・伊豆諸島近海にある熱帯低気圧はこの時間、伊豆諸島南部に最も接近していて、今後、台風に発達する見込みです。気象庁は高波や強風などに注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、東京・伊豆諸島の八丈島の南の海上にある熱帯低気圧は、3日昼過ぎまでに台風に発達する見込みです。
中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルです。
熱帯低気圧は1時間におよそ30キロの速さで北北東へ進んでいて、この時間、伊豆諸島南部に最も接近しています。
伊豆諸島南部では3日昼前にかけて強い風が吹き、3日の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルと予想されています。
海上もこのあと数時間はうねりを伴ってしける見込みで、3日の波の高さは4メートルと予想されています。
気象庁は伊豆諸島南部では高波や強風、落雷や突風、それに急な強い雨に注意するよう呼びかけています。
また、2日に関東に接近した台風9号は、日本の東へ進み本州から遠ざかっていますが、東北の太平洋側と関東では4日にかけてうねりを伴って波の高い状態が続く見込みです。
夏休みで海のレジャーを計画している人もいると思いますが、台風が遠ざかっても高波への注意は続けてください。