東~西日本 太平洋側中心に大雨のおそれ 土砂災害に厳重警戒を | NHK

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東~西日本 太平洋側中心に大雨のおそれ 土砂災害に厳重警戒を

気象

東日本と西日本の太平洋側を中心に大気の状態が非常に不安定になっていて、近畿では非常に激しい雨が降っています。引き続き、18日にかけて非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあり、東海ではこれまでの雨で地盤が緩んでいるところがあることから、土砂災害に厳重に警戒してください。

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気象庁によりますと、日本付近に張り出している高気圧の縁を回って暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東日本と西日本の太平洋側を中心に大気の状態が非常に不安定になっています。

この時間は近畿や東海などに発達した雨雲がかかっていて、午前6時までの1時間には、▽和歌山県が御坊市に設置した雨量計で59ミリの非常に激しい雨を観測したほか、▽国土交通省が愛知県設楽町に設置した雨量計で40ミリの激しい雨を観測しました。

また、午前6時までの72時間に降った雨の量が、▽静岡市井川で467ミリ、▽三重県紀北町で361.5ミリと、いずれも平年の7月1か月分を上回っています。

これまでに降った雨で、三重県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

大気の非常に不安定な状態は、▽東日本では17日夕方にかけて、▽西日本では18日にかけて、太平洋側を中心に続く見込みで、雷を伴って非常に激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。

18日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、▽四国で250ミリ、▽東海で200ミリ、▽近畿で180ミリ、▽関東甲信で100ミリと予想されています。

気象庁は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水、氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

西日本の日本海側中心に気温上昇 猛暑日予想のところも

一方、高気圧が日本付近への張り出しを強めることから、17日は西日本の日本海側を中心に気温が上昇し、猛暑日となるところがある見込みです。

日中の最高気温は、▽大分県日田市で37度、▽福岡市と松江市で36度などと猛烈な暑さが予想されているほか、▽金沢市で34度、▽松山市で33度、▽東京の都心で32度などと厳しい暑さとなる見込みです。

熱中症の危険性が極めて高くなるとして、広島県と島根県、鳥取県、福岡県、大分県、長崎県、熊本県、沖縄県の八重山地方には熱中症警戒アラートが発表されています。

適切にエアコンを使用し、水分や塩分を補給するとともに、屋外の作業ではこまめに休憩をとるなど、熱中症の対策を徹底してください。

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