
岩手県北上市は、市内の81歳の女性を襲って死亡させたクマと、その後駆除されたクマについて、DNA鑑定の結果、同一だったと断定しました。
今月4日、岩手県北上市和賀町の住宅の居間で、81歳の女性がクマに襲われて死亡しているのが見つかり、1週間後に同じ地区でオスのクマが駆除されました。
専門家が住宅で採取された体毛と駆除されたクマのDNA鑑定を行ったところ、一致したということで、市は28日、駆除されたクマが女性を襲ったと断定したと発表しました。
この地区では今月12日にも別のクマが駆除されましたが、その後もクマの目撃が相次いでいることから、市が引き続き警戒を呼びかけています。