
17日から女子ゴルフの国内ツアー大会が開催される宮城県のゴルフ場でクマの目撃情報があり、プレー中のプロアマ大会が中止となりました。この影響で、17日に行われる予定だった第1ラウンドの中止が決まりました。
大会の広報事務局などによりますと、16日午前11時前、女子ゴルフの国内ツアー大会が開催される宮城県富谷市の仙台クラシックゴルフ倶楽部で「1番ホールのティーエリア付近の林で子グマがいた」という情報が大会関係者から寄せられました。
この会場では午前7時からツアー大会に出場する選手とアマチュアゴルファーが一緒にプレーするプロアマ大会が行われていましたが、主催者は安全を確保するため競技を中止し選手などをコースから引き上げさせたということです。
このあと警察などがコースの安全確認を進めましたが、主催者側はおよそ120人の選手が参加して行われるツアー大会について「安全の確保と今後の対応策を検討するためだ」などとして、17日に行われる予定だった第1ラウンドの中止を決めました。
18日以降、競技を開催するかどうかについては、決まり次第、発表するとしています。
ゴルフの大会では、ことし5月に石川県小松市で開催された国内女子の下部ツアーでもクマが目撃され大会が中止となっています。