大阪 男性殺害事件 容疑者を強盗殺人と死体遺棄の罪で起訴

事件

ことし1月、大阪 東大阪市の山の中で国家公務員の男性の切断された遺体が見つかった事件で、大阪地方検察庁は18日、男性を殺害し現金を奪ったなどとして、28歳の容疑者を強盗殺人と死体遺棄の罪で起訴しました。

起訴されたのは、大阪 中央区の無職、大木滉斗被告(28)です。

起訴状などによりますと、去年12月、自宅マンションで、別の階に住む国土交通省・航空保安大学校の職員、神岡孝充さん(52)の首を絞めて殺害し、現金5万円などを奪ったうえ、遺体を東大阪市の山の中などに遺棄したとして、強盗殺人と死体遺棄の罪に問われています。

大阪地方検察庁はことし3月からおよそ4か月間にわたって鑑定留置を行い、専門家による精神鑑定の結果を踏まえ、刑事責任を問えると判断したとみられます。

検察は被告の認否を明らかにしていません。