埼玉 行田 マンホール転落事故 死因は硫化水素中毒と窒息か

埼玉県

埼玉県行田市で作業員4人がマンホールの中に次々に転落して死亡した事故で、4人は硫化水素のガスを吸ったことによる中毒と窒息が原因で死亡したとみられることが分かりました。警察は作業の安全管理に問題がなかったか詳しく調べています。

今月2日、埼玉県行田市長野で下水道管の点検作業をしていた50代の作業員4人がマンホールの中に転落して死亡した事故では警察は、はじめに1人が転落し、助けようとした3人も次々に転落したとみて調べています。

この事故で警察が、4人の遺体を詳しく調べたところ最初に転落した作業員ともう1人は硫化水素のガスを吸ったことによる中毒が原因で、残る2人も硫化水素の中毒になったうえ、窒息したことが原因で死亡したとみられることが分かりました。

現場で作業を行っていた会社の説明によりますと、最初に作業員がマンホールに入る際は硫化水素の濃度を測定する検知器の警報は鳴っていませんでしたが、4人が転落した直後には、安全に作業を行うため、法律で定められた基準の15倍を超える150ppm以上の濃度が、検知されたということです。

また、当時、4人はいずれも落下を防止するための器具や防護マスクを着けていない状態だったということです。

警察は硫化水素のガスが発生した状況や、作業の安全管理に問題がなかったか詳しく調べています。