埼玉 川越市付近に記録的短時間大雨 関東南部など局地的雷雨も

気象

湿った空気などの影響で、関東甲信では局地的な大雨となり、埼玉県では猛烈な雨が降って「記録的短時間大雨情報」も発表されました。低い土地の浸水や、急な川の増水・氾濫などに警戒が必要です。

気象庁によりますと、関東甲信は湿った空気などの影響で大気の状態が非常に不安定になり、関東南部などで局地的に雨雲が発達しています。

埼玉県川越市付近では気象庁のレーダーによる解析で、5日午後8時までの1時間に、およそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

埼玉県所沢市では、午後8時40分までの1時間に86.5ミリの猛烈な雨が降ったほか、東京都内にも発達した雨雲が流れ込み、川の水位が急激に上昇しています。

東京 東大和市を流れる奈良橋川が氾濫危険水位を超えています。

関東南部では5日夜遅くにかけて、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

気象庁は、低い土地の浸水や川の増水・氾濫土砂災害に警戒するとともに、落雷や突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。道路冠水などが起きている可能性もあり、十分注意してください。