参院選きょう投票 与野党どちらが過半数制するか 最大の焦点に
第27回参議院選挙は、きょう投票日を迎え、このあと午前7時から全国およそ4万4700か所の投票所で投票が始まります。衆議院で少数与党の状況の中、与野党どちらが全体の過半数を制するかが最大の焦点となります。
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今回の選挙は248議席のうち、改選の124議席と東京選挙区の欠員の補充をあわせた125議席をめぐって争われ、選挙区と比例代表あわせて522人が立候補しました。
投票は、19日までに繰り上げ投票が行われた離島など、一部の地域を除き、全国およそ4万4700か所の投票所で午前7時から始まります。
一方、18日までに「期日前投票」を行った人は、有権者全体の20%あまりにあたるおよそ2145万人で、前回・3年前の同じ時点と比べ、532万人あまり増えています。
選挙戦では喫緊の課題となっている物価高対策が主要な争点の1つとなり、各党とも給付の実施や、消費税率の引き下げや廃止、コメの価格高騰対策などを訴えました。
また、社会保障や少子化対策、アメリカの関税措置への対応を含む外交・安全保障政策、外国人に関する政策などについても激しい論戦が交わされました。
今回の選挙は、衆議院で少数与党の状況の中、与野党どちらが全体の過半数を制するかが最大の焦点で、与党が過半数を維持するためには50議席の確保が必要となります。
投票は、一部の投票所を除き、午後8時で締め切られ、即日開票されます。
村上総務相 談話発表
参議院選挙の投票日にあたって、村上総務大臣は談話を発表し「有権者の皆様には、今回の参議院選挙の意義を十分ご理解の上、積極的に投票に参加し、貴重な1票を大切に行使されますよう切望します」としています。