参院選あさって投票日 投票率も焦点 期日前投票は前回より増加
参議院選挙は20日投票日を迎えます。各党は、3連休の中日となることも踏まえ、期日前投票の積極的な活用を呼びかけるとともに、SNSを通じた政策の発信など有権者の関心を高める取り組みを強化していて、投票率の行方も焦点となります。
参議院選挙の投票率は、1992年以降、11回連続で60%を下回っていて、前回3年前は52.05%、前々回6年前は48.80%でした。
一方、NHKの直近の世論調査で、今回投票に行くかどうか尋ねたところ、「必ず行く」の48%と「期日前投票をした」の16%を合わせると64%となり、前回の同じ時期の調査と比べ、5ポイント上回っています。
年代別に前回と比較しますと、特に30代以下の若い層の増加が目立ち、10代・20代では15ポイント上がって44%、30代では21ポイント上がって52%となっています。
また、今回の選挙で、今月13日までの10日間に期日前投票を済ませた人は、全国で有権者のおよそ9%にあたる、988万人余りと、前回の同じ時点と比べ、およそ27%増えています。
各党は、今回の投票日が3連休の中日となることも踏まえ、支持者に期日前投票の積極的な活用を呼びかけるとともに、SNSを通じた政策の発信など有権者の関心を高める取り組みを強化していて、投票率の行方も焦点となります。