今月20日に投票が行われた参議院選挙。
大阪選挙区では定員4に対してあわせて19人が立候補しました。
最新の開票状況をお伝えしていきます。
出口調査の結果
日本維新の会の新人の佐々木さんと、日本維新の会の新人の岡崎さんが、優勢です。
残る2議席をめぐって、参政党の新人の宮出さん、公明党の現職の杉さん、自民党の新人の柳本さん、国民民主党の新人の渡邉さん、無所属の新人の世良さんの、5人が争っています。
選挙の構図は
定員4の大阪選挙区は、現職1人と新人18人のあわせて19人の争いです。
公明党の現職で公認会計士の杉さんが3回目の当選を目指します。
自民党は、新人で元衆議院議員の柳本さんが立候補しました。
立憲民主党は、新人で弁護士の橋口さんを擁立。社民党府連合が推薦しています。
日本維新の会は、いずれも新人で元大阪市議会議員の岡崎さんと佐々木さんを擁立しました。
国民民主党は、新人で医師の渡邉さん、共産党は、新人で元衆議院議員の清水さんが立候補しました。
れいわ新選組は、新人で介護福祉士の椛田さん、参政党は、新人で建設会社勤務の宮出さんを擁立。
このほか、日本保守党の新人で党職員の正木さん、政治団体「NHK党」の新人で機械修理会社社員の武内さん、政治団体「チームみらい」の新人で元IT会社社員の平さんらが立候補しました。
大阪選挙区は、過去3回の選挙ではいずれも日本維新の会が2議席、自民党と公明党が1議席ずつ獲得しています。
公示日の各候補の訴えは
公明党の杉久武氏は「日本とアメリカの公認会計士の経験をもつ唯一の国会議員として、行政のむだ削減にも挑戦してきた。減税も給付も、しっかりと両輪で物価高を乗り越えていけるように全力で取り組んでいきたい」と訴えました。
諸派の稲垣秀哉氏は「消費税にさよならを、この1つの政策によって、日本を一点突破で復活に向け再起動させてみせる」と訴えました。
無所属の東修平氏は「政党政治が、いま限界を迎えてきている。全くしがらみのない、政党の論理にとらわれず、企業・団体献金の論理にもとらわれず、本当に言うべきこと、なすべきことをやっていける政治家が、この国には必要ではないか」と訴えました。
日本維新の会の佐々木理江氏は「食料品の消費税をゼロ%にし、社会保険料の改革によって国民の手取りを増やす。成長が止まっている今、日本をどう立て直していくか。維新の会はしがらみがないので、しっかりとメスを入れていきたい」と訴えました。
無所属連合の橋口和矢氏は「市民目線の政治を国会に届けたいと、そう願って結成されたのが無所属連合だ。一緒にこの国を取り戻そう」と訴えました。
諸派の上妻敬二氏は「日本の国内も世界もおかしくなっているが、そんな状態でいいのか。そういうことを訴えたいと思う」と訴えました。
日本維新の会の岡崎太氏は「少子高齢化で今までの制度がもたなくなっているのは間違いない。この大阪をもっと成長させていくために、やらなければならないことをきちんとやっていくのが維新の政治だと確信している」と訴えました。
日本誠真会の吉野純子氏は「景気を活性化するためには消費税をゼロ%する、ここに踏み込まなければ、日本の経済は回復しない」と訴えました。
チームみらいの平理沙子氏は「子育てを親だけで抱え込むのは、もうやめにしたい。子育てを社会全体で支える日本を、いますぐ実現しなければならない」訴えました。
自民党の柳本顕氏は「所得を上げる、大阪をまもる。所得が上がるということを実感できる大阪にしていかなければならない。政治の力で下支えをするような仕組み、しかけを拡充強化していくことで物価高を上回る賃上げを実現していく」と訴えました。
NHK党の武内隆氏は「テレビや新聞といったオールドメディアだけではなく、ネットの力を使って投票を判断できる状況をつくっていきたい」と訴えました。
立憲民主党の橋口玲氏は「今、物価高で苦しんでいる。お米が高い、あるいは消費税が高い。皆様の声で消費税を減税する。そういった施策について法律を少しずつ変えていくという道を一歩一歩、歩んでいきたい」と訴えました。
日本保守党の正木真希氏は「私は2人の子どもの母親で、スーパーでちゃんとした体にいいものを買って子どもに食べさせたいと毎日、思っている。食品の消費税は永遠にゼロにすべきだ」と訴えました。
れいわ新選組の椛田健吾氏は「一環して消費税の廃止を訴えてきた。不景気でお米も買えないからで、消費税を廃止すれば、1年間で一世帯当たり20万円から30万円の手取りが増える。浮いた手取りで今まで買い控えてきたものを買ってもらいたい」と訴えました。
参政党の宮出千慧氏は「私たちは減税をやりたい。そして外国にどんどん私たちの富を売り渡すような、私たちの未来まで切り売りするような政治をもうやめたい。日本人の手で日本を守っていく。大阪人の手で大阪をもう一回元気にしていく」と訴えました。
国民民主党の渡邉莉央氏は「真面目に働く皆さんが報われる社会を作りたい。教育・子育て・研究開発、これらへの投資を倍増して皆さんが働きやすい社会、そして安心して豊かに暮らせる社会を、そんな大阪を作りたい」と訴えました。
共産党の清水忠史氏は「物価高や値上げラッシュを食い止めることができるのは日本共産党だ。日々の暮らしの中に重くのしかかる消費税を減税しなければならない。すべての品目を5%に減税し、インボイス制度を廃止させていく」と訴えました。
日本改革党の瀬戸弘幸氏は「私の主張は、カジノ反対と中国人移民の反対だ」と訴えました。
無所属の世良公則氏は「この社会、何かおかしいと感じていませんか。あなたの1票でしか、この世の中、変えられない。大阪ワンチーム、『いくで!』と、大阪から声をあげてほしい」と訴えました。
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参議院選挙 大阪選挙区 定員4に19人が立候補
大阪選挙区では定員4に対してあわせて19人が立候補しました。