去年9月に起きた石川県能登地方の豪雨災害のあとで亡くなった珠洲市の70代の女性が災害関連死と認定されました。この豪雨で災害関連死が認定されたのは初めてで、直接死も含めた死者は17人となりました。

去年9月の能登地方の豪雨災害で災害関連死と認定されたのは、珠洲市の70代の女性です。

珠洲市によりますと、この女性は能登半島地震で疲弊していたところに豪雨で自宅が浸水被害を受け、避難生活や後片づけで心身ともに相当な負荷がかかり、急性大動脈解離のため亡くなったということです。

石川県によりますと、先月30日に開かれた専門家の審査会で、災害関連死と認定するよう答申が出されていて、7月9日までに市が認定しました。

去年9月の豪雨における災害関連死の認定は初めてで、直接死も含めた死者は17人となりました。