北海道福島町で新聞配達員の男性がヒグマに襲われて死亡した今月12日以降、周辺では連日、ヒグマの目撃などが相次いでいます。

男性が被害に遭ったのは今月12日未明。

民家の庭先で襲われているところが目撃されました。

およそ2時間後、北に50メートルほど離れた茂みで男性は発見されました。

13日夜には、現場に近い福島小学校周辺でパトロール中の警察官がクマを目撃しました。

その次の日、14日にも、現場近くのスーパーのゴミ置き場が荒らされ、生ゴミなどが散乱しているのが早朝と深夜の2回、確認されました。

さらに、15日は、未明にこのスーパーの近くをうろつくクマが目撃され、午後にもスーパーから300メートル余り離れた建設会社のゴミ置き場が荒らされているのが見つかっています。

そして、16日未明にも、死亡した男性が倒れていた茂みの周辺を歩くクマが目撃されました。

男性が襲われて以降の目撃などは、すべて同じクマかどうか分かっていませんが、警察などが警戒を続けています。