中国で拘束の製薬会社日本人男性 来週 裁判判決へ

中国

外務省によりますと、おととし、中国でスパイ行為に関わったとして拘束された大手製薬会社、アステラス製薬の60代の日本人男性社員について、裁判の判決が今月16日に言い渡されると9日、中国側から連絡が入ったということです。

男性をめぐっては日本政府が中国政府に対し、繰り返し早期解放を求めてきましたが、去年起訴され、11月には初公判が行われました。

中国では、2014年に反スパイ法が施行されて以降、外国人がスパイ行為に関わったとして当局に拘束されるケースが相次いでいて、これまでに17人の日本人が拘束されています。