
大阪・関西万博の会場で26日夜、62か国、3900人余りによる盆踊りが行われ、参加者と国籍の数でギネス世界記録に認定されました。

この催しは「祭り」をテーマに大阪の魅力を発信するイベント「大阪ウィーク」の一環で行われ、盆踊りに参加した人や国籍の数でギネス世界記録に挑戦しました。
会場のアリーナには浴衣や民族衣装を着た大勢の人が集まり、お笑い芸人の宮川大輔さんなどがやぐらの上から見守る中、公式テーマソング「この地球の続きを」に合わせて踊りました。

記録が認定されるには参加者の9割以上が決められた振り付けどおりに5分以上、踊る必要がありましたが、参加した3946人全員が10分間踊りきり、8年前に大阪 八尾市でつくられた記録をおよそ1000人上回り、ギネス世界記録に認定されました。
また、国籍の数でも62か国で世界記録と認定されました。
参加した大阪市の40代の女性は「多くの人が一丸となって盆踊りに取り組むことをすごいと感じ、感動して涙が出そうになりました」と話していました。
また、岡山県から来た30代の男性は「近くで一緒に踊っていた人につられるような形でうまく踊ることができました」と話していました。