マイナ免許証 マイナンバーカード更新で免許証データも引継へ

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マイナンバーカードと運転免許証が一体化した「マイナ免許証」について、警察庁はマイナンバーカードを更新した際に、自動で免許証のデータも引き継がれるよう、2025年9月にもシステムを改善できる見通しになったと明らかにしました。

マイナンバーカードのICチップに免許証番号や有効期限、顔写真などの情報を記録した「マイナ免許証」は2025年3月から運用が開始され警察庁によりますと、6月末までにおよそ86万人が保有しています。

一方で、マイナンバーカードと運転免許証は「マイナ免許証」として一体化したあとも、それぞれ有効期限が異なっていて現在のシステムでは有効期限を迎えるマイナンバーカードを更新した場合、警察署などで免許証との一体化の手続きをやり直す必要がありました。

これについて警察庁はシステムの改善作業を進めた結果、2025年9月にもマイナンバーカードを更新した際に自動で免許証のデータも引き継がれる見通しになったと明らかにしました。

これによって免許証との一体化の手続きをやり直す必要はなくなるということで、パブリックコメントを実施したうえで、システム改善に伴う規則の改正を行う方針です。

警察庁は9月1日からの運用を目指していますが、それまでにマイナンバーカードの期限を迎える人については、まずマイナンバーカードを更新してから「マイナ免許証」を取得してほしいとしています。