バスケ女子 アジア杯 日本はニュージーランドに勝ち準決勝進出 | NHK

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バスケ女子 アジア杯 日本はニュージーランドに勝ち準決勝進出

#バスケットボール

バスケットボール女子の日本代表は、アジアカップの決勝トーナメントでニュージーランドに77対62で勝ち、ベスト4に進出しました。準決勝では、前回大会の決勝で敗れた地元の中国と対戦します。

中国で行われているアジアカップで2大会ぶりの優勝を目指す世界ランキング9位の日本は、予選リーグを2勝1敗として決勝トーナメントに進出し、世界26位のニュージーランドと対戦しました。

試合は前半から両チームとも激しいディフェンスを見せ、第1クオーターは日本が19対17の2点リードときっ抗した展開となりました。

第2クオーターは、日本が東藤なな子選手や19歳の田中こころ選手のスリーポイントシュートで一時は8点差にリードを広げますが、ニュージーランドもインサイドからの攻撃を重ねて逆転し、日本は39対41と2点をリードされて折り返しました。

日本は後半に入っても引き続き厳しいディフェンスで相手のターンオーバーを誘って流れを引き寄せると、11ポイントを連続で奪うなど攻撃がかみ合って逆転し、第3クオーターを終えて61対49と再びリードを奪いました。

最終の第4クオーターでも東藤選手やベテランの宮澤夕貴選手がスリーポイントを決めてニュージーランドの追い上げを許さず、日本は77対62で勝ってベスト4に進出しました。

司令塔の田中選手がチーム最多の17得点と活躍し、宮澤選手も11得点10リバウンドの「ダブルダブル」を達成しました。

日本は19日行われる準決勝で大会2連覇を目指す世界4位の中国と対戦します。

準決勝の相手 中国は「高さ」で圧倒

中国は地元開催となった今回のアジアカップの予選リーグで3連勝と好調で、大会連覇を見据えています。

特に身長2メートル20センチの大型センター、張子宇選手の活躍が大きな話題となっていて、18歳とまだ育成段階であることを理由に出場時間は限られているものの、韓国戦では圧倒的な高さを見せて14分の出場で18得点をあげました。

日本で最も身長が高いのは渡嘉敷来夢選手の1メートル93センチですが、中国には張選手のほかにも2メートル5センチの選手もいて、高さでは日本を圧倒しています。

日本としては、スピードを生かした速い展開のプレーで中国のディフェンスを崩したいところですが、ディフェンス面では地元の大声援を受ける18歳の新星にどう立ち向かうかも試合のカギを握りそうです。

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