ネタニヤフ首相 “ハマスは合意望まず” 軍事作戦続ける意向

イスラエル

パレスチナのガザ地区では深刻な食料不足が続き、栄養失調などで死亡する住民が相次いでいます。こうした中、イスラム組織ハマスが拘束している人質だとする男性の映像を公開しイスラエルを非難したことに対し、ネタニヤフ首相は「ハマスは合意を望んでいない」と強く反発して軍事作戦を続ける意向を改めて示しました。

イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナのガザ地区では、深刻な食料不足が続き、栄養失調などで死亡する住民が相次いでいます。

こうした中、ハマスなどは拘束している人質だとする痩せ細った男性2人の映像を相次いで公開し、そのうちの1つには「イスラエルが人質を飢えさせることを決めた」というメッセージが添えられていて、イスラエル政府に対しガザ地区への食料などの搬入を増やすよう迫るねらいがあるとみられます。

イスラエルのネタニヤフ首相は、3日、ビデオ声明で、ハマスなどが公開した映像について「恐ろしいものだ」と強く反発したうえで停戦交渉に関して「ハマスは合意を望んでいない」と述べ、軍事作戦を続ける意向を改めて示し、状況の改善につながるかは不透明な状況が続いています。

また、ネタニヤフ首相は、3日、赤十字国際委員会に対し拘束されている人質に食料や治療を速やかに提供するための協力を求め、ハマス側は、ガザ地区のすべての住民に支援物資の搬入を行うための安全が確保され、人質に物資を届ける間、上空からの軍事作戦が停止されれば、赤十字国際委員会からの要請に応じる用意があるとしています。