大リーグ、ドジャースの山本由伸投手がレイズ戦に先発し、6回途中まで無失点と好投し大リーグで自身初のふた桁勝利となる10勝目を挙げました。大谷翔平選手も7試合ぶりに1番・指名打者で出場し2安打、2盗塁と活躍しました。
山本投手は3日、相手の本拠地のフロリダ州タンパで行われたレイズ戦に中5日で先発登板しました。
立ち上がりからストライク先行の安定したピッチングを見せ4回にはキレのある変化球で2者連続三振を奪うなど無失点のピッチングを続けました。
5回は、味方の守備のエラーも絡んで2アウト一塁三塁のピンチを招きましたが、後続のバッターに低めのスプリットを振らせて三振を奪い、ここも無失点で切り抜けました。
山本投手は味方が先制点を奪い、勝ち投手の権利を得た6回、2アウトからヒットを打たれたところで交代し、6回途中、88球を投げて無失点、打たれたヒットが5本、フォアボールは1つも出さず奪った三振は6つという内容で防御率は2.51となりました。
一方、大谷選手はベッツ選手と打順を入れ替わって先月26日以来、7試合ぶりに1番・指名打者で出場しました。
大谷選手はフォアボール2つと三振で迎えた7回の第4打席は変化球を打ち損じ、キャッチャー前へのゴロとなりましたが俊足を生かして内野安打とし3試合連続のヒットをマークしました。
このあと大谷選手は二塁へ、先月18日以来、14試合ぶりとなる盗塁を決めたあと、ベッツ選手とダブルスチールも決めて三塁まで進み今シーズンの盗塁の数を「15」まで伸ばしました。
そして、3番・フリーマン選手のヒットで大谷選手が追加点となる2点目のホームを踏みました。
さらに大谷選手は9回の打席でも2打席連続ヒットとなるツーベースを打って、追加点につなげました。
大谷選手はこの試合3打数2安打、フォアボールが2つ、盗塁2つで打率が2割7分4厘に上がりました。
試合は、ドジャースが3対0で勝ち、山本投手が大リーグで自身初のふた桁勝利となる10勝目をあげました。