大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手がツインズ戦に出場し、日本選手で初めてとなる4試合連続ホームランを打ちました。また、この試合には山本由伸投手が後半戦最初の先発登板に臨み、8つの三振を奪って5回を3失点にまとめましたが、勝ち負けはつきませんでした。
ドジャースは22日、本拠地のロサンゼルスでツインズと対戦し、3試合連続でホームランを打っている大谷選手は2番・指名打者で先発出場しました。
大谷選手は4打席ノーヒットで迎えた9回、5点を追う第5打席、2アウト三塁の場面でアウトコース低めのスプリットを完璧に捉え、逆方向の左中間スタンドへ4試合連続ホームランとなる36号ツーランを打ちました。
4試合連続のホームランは日本選手では初めてで、今シーズン、ピッチャーで登板した翌日にホームランを打つのは初めてです。
打球速度は173キロ、飛距離が123メートル、この1打でナショナルリーグ、ホームランランキングのトップに再び並びました。
大谷選手は5打数1安打2打点でした。
大谷 これまで10回の3試合連続ホームラン 11回目で4試合連続に
大谷選手はエンジェルス時代も含めてこれまでにあわせて10回、3試合連続ホームランを記録していて、11回目となった今回、初めて4試合連続に記録を伸ばしました。
3試合連続ホームランは、日本選手では松井秀喜さんがヤンキース時代の2004年と2007年に記録していますが、4試合連続は日本選手で初めてです。
大リーグ記録は8試合連続で、元マリナーズのケン・グリフィーさんや元ヤンキースのドン・マッティングリーさん、元パイレーツのデール・ロングさんがそれぞれ記録しています。
また、現役選手最多はエンジェルスのトラウト選手で、2022年に7試合連続ホームランを記録しています。
山本由伸 後半戦最初の先発 5回3失点 8奪三振 勝ち負けつかず
この試合には、ここまで8勝7敗、防御率2点台を維持している山本投手が後半戦最初の先発マウンドに上がり、5回まで投げて8つの三振を奪いましたが、3点を失い、同点の場面でマウンドを降りました。
球数は101球、打たれたヒットが5本、フォアボールが1つで、防御率は2.55となりました。
ドジャースは、この日もリリーフピッチャーがふんばれず、7対10で敗れ、山本投手に勝ち負けはつきませんでした。