トランプ大統領 “日本からの自動車輸入多い” 重ねて不満示す

トランプ大統領

アメリカのトランプ大統領は、関税措置をめぐる日本との交渉に関連して、日本が市場の開放に消極的な姿勢だとしたうえで、日本からの自動車の輸入が多いなどと重ねて不満を示しました。

アメリカのトランプ大統領は首都ワシントン郊外の空軍基地で13日、記者団の取材に応じ、各国との関税交渉に言及しました。

この中でトランプ大統領はEU=ヨーロッパ連合が市場開放を望んでいるとしたうえで「日本は市場開放という観点からははるかに控えめだ」と述べ、日本が消極的な姿勢だと不満を示しました。

そして「彼らは何百万台もの車を売っている。われわれは車を売っていない。なぜなら日本はアメリカの車を受け入れないからだ。アメリカの農作物もあまり受け入れない」と述べました。

一方で、トランプ大統領は日本などは非常に急速にやり方を変えているとも発言しました。

具体的な内容については言及せず、詳細は分かっていません。

トランプ大統領は今月7日に、日本からの輸入品に対して来月1日から25%の関税を課すと明らかにしています。

期限までにアメリカが日本とどのように交渉を進めるのかが焦点となっています。