トランプ大統領 ネタニヤフ首相と会談 ガザ停戦実現に期待示す | NHK

トランプ大統領-ネタニヤフ首相と会談-ガザ停戦実現に期待示す-|-nhk

トランプ大統領 ネタニヤフ首相と会談 ガザ停戦実現に期待示す

イスラエル・パレスチナ

アメリカのトランプ大統領はイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、イランとの間で核開発をめぐる協議を近く再開する考えを明らかにするとともに、ガザ地区での停戦の実現に期待を示しました。

トランプ大統領は7日、ホワイトハウスでネタニヤフ首相と会談しました。

アメリカが、イスラエルと対立するイランの核施設を攻撃して以降、両首脳が対面で会談するのは初めてで、会談でトランプ大統領は「われわれはともにすばらしい成功を収めることができた。この成功は今後、さらに大きなものになるだろう」と述べました。

これに対し、ネタニヤフ首相は、トランプ大統領が各地で平和に貢献しているとしてノーベル平和賞に推薦したと明らかにしました。

そしてトランプ大統領は、核開発をめぐるイランとの協議について記者団から問われると、「イランは会いたがっているし、われわれは協議することになる」と述べ協議を近く再開する考えを明らかにしました。

会談に同席したトランプ政権のウィトコフ中東担当特使も協議は来週にも行われるとの見通しを示しました。

また、ガザ地区でのイスラエルとイスラム組織ハマスとの間の戦闘についてトランプ大統領は「彼らは停戦を望んでいる」と述べ、停戦の実現に期待を示しました。

トランプ大統領としては、イランやガザ地区をめぐって、中東地域の安定につながる外交成果をあげたい考えとみられますが、イランやハマスが応じるかは予断を許さない状況です。

トランプ大統領 原爆投下になぞらえる発言繰り返す

アメリカのトランプ大統領はイスラエルのネタニヤフ首相との会談で、先月のイランの核施設への攻撃によって施設は完全に破壊されたとして成功だったとアピールしました。

そのうえで第2次世界大戦中、広島と長崎への原爆投下を決定した当時のトルーマン大統領に言及し「多くの戦闘を止めた」と主張しました。

トランプ大統領は、先月、オランダで開かれたNATO=北大西洋条約機構の首脳会議に出席した際にもイランの核施設を攻撃したことをめぐり、広島と長崎への原爆投下になぞらえる発言を繰り返しています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *