運転席の前にある速度などの表示パネルのプログラムが不適切で、長期間乗っていると画面が映らなくなるおそれがあるとして、トヨタ自動車は21車種、64万台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。
リコールの対象は2022年6月から2025年6月までに製造された、トヨタの「アルファード」、「ヴェルファイア」、「ハリアー」など21車種、64万台余りです。
国土交通省によりますと、これらの車では運転席の前にある速度や警告灯などの表示パネルのプログラムが不適切で、長期間乗っているとエンジンをかけた際に画面が映らなくなるおそれがあるということです。
これまで事故の報告はありませんが、不具合の情報が33件寄せられています。
トヨタは準備ができしだい、全国の販売店で無料でプログラムの書き換えなどを行うとしています。