ガザ地区 支援物資待つ住民にイスラエル軍発砲 70人以上死亡か | NHK

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イスラエル・パレスチナ

イスラエル軍の攻撃が続くパレスチナのガザ地区で20日、支援物資が届くのを待っていた住民が攻撃され、70人以上が死亡したと地元当局が発表しました。
停戦協議に進展が見られない中、イスラエル軍はガザ地区の一部に新たに退避通告を出すなど攻勢を強めていて、犠牲者のさらなる増加が懸念されます。

ガザ地区では、イスラエル軍がイスラム組織ハマスへの攻撃を続けていて、地元の保健当局は20日、北部などで支援物資が届くのを待っていた住民に対してイスラエル軍が発砲し、合わせて73人が死亡したと発表しました。

北部での発砲についてイスラエル軍は、多くの住民が集まっていて、近くにいた部隊が差し迫った脅威を取り除くために行ったとしたうえで、詳細は調査中だと説明しています。

ガザ地区をめぐっては、アメリカが示した60日間の停戦案をもとに、イスラエルとハマスの間で協議が行われていますが、こうした中でイスラエル軍は20日、ガザ地区の中部に新たに退避通告を出したほか、ザミール参謀総長が「軍事作戦の成果がハマスの敗北と人質の解放への道を開く」と述べるなど、攻勢を強めています。

停戦協議に進展が見られない中、ガザ地区で犠牲者のさらなる増加が懸念されます。

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