
インドネシアの火山で大規模噴火 日本への津波の有無を調査
2日午前2時10分ごろ、インドネシアの火山で大規模な噴火が発生しました。
気象庁は噴火による津波の有無や日本への影響を調べています。
気象庁によりますと、日本時間の2日午前2時10分ごろ、インドネシアのレウォトビ火山で大規模な噴火が発生しました。
大規模な噴火が起きると、気圧波による津波が発生することがあり、今回の噴火で津波が発生して日本に到達する場合、早いところで沖縄県で2日午前5時半ごろと予想されています。
この時間は、あくまで津波が発生したと仮定した場合の予想です。
今後の情報に注意してください。
レウォトビ火山とは
世界の火山について調査をしているアメリカのスミソニアン自然史博物館のホームページによりますと、「レウォトビ火山」はインドネシアのフローレス島東部にある標高およそ1700メートルの火山です。
2つの山からなり、このうち「レウォトビ・ラキラキ山」では、去年11月に発生した大規模な噴火で犠牲者が出たほか、ことし3月から7月にかけても噴火が相次いで発生するなど、活動が活発です。
これまでの噴火ではいずれも日本への津波の影響はありませんでした。