
インドネシアの火山で大規模な噴火 影響を調査 気象庁
7日午後0時10分ごろ、インドネシアの火山で大規模な噴火が発生しました。気象庁は噴火による津波の有無や日本への影響を調べています。
気象庁によりますと、日本時間の7日午後0時10分ごろ、インドネシアのレウォトビ火山で大規模な噴火が発生しました。
大規模な噴火が起きると、気圧波による津波が発生することがあり、今回の噴火で津波が発生して日本に到達する場合、早いところで沖縄県で7日午後3時半ごろと予想されています。
この時間は、あくまで津波が発生したと仮定した場合の予想です。
今後の情報に注意してください。
レウォトビ火山とは
世界の火山について調査をしているアメリカのスミソニアン自然史博物館のホームページによりますと、「レウォトビ火山」はインドネシアのフローレス島、東部にある標高およそ1700メートルの火山です。
2つの山からなり、このうち「レウォトビ・ラキラキ山」では去年11月には大規模な噴火が発生して犠牲者が出たほか、ことし3月にも大規模な噴火が発生するなど活動が活発です。
去年11月とことし3月、それに6月17日の噴火では気象庁が津波の有無を調べましたが、いずれも日本への津波の影響はありませんでした。