イスラエル“フーシ派が乗っ取った日本郵船運航の貨物船攻撃”

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イスラエル軍は7日、ミサイル攻撃などを繰り返すイエメンの反政府勢力フーシ派に対する空爆を行ったと発表しました。おととし、日本郵船による運航中にフーシ派が乗っ取った貨物船もテロ活動に利用されていたとして攻撃したとしています。

中東イエメンの反政府勢力フーシ派は、ガザ地区でイスラエルと戦闘を続けるイスラム組織ハマスへの連帯を掲げ、イスラエルに対するミサイルや無人機での攻撃を繰り返しています。

イスラエル軍は7日、フーシ派への報復だとして、イエメン西部の複数の港などに空爆を行ったと発表しました。

この中で、おととし11月、日本郵船による運航中にフーシ派がイスラエルの船だとして乗っ取った貨物船「ギャラクシー・リーダー」も攻撃したとしています。

イスラエル軍は、フーシ派がこの貨物船にレーダーを設置しテロ活動に利用していたと主張しています。

おととし貨物船が乗っ取られた際、日本人は乗船しておらず、フーシ派はことし1月にフィリピン人など25人の乗組員を解放していました。