【随時更新】自民党両院議員懇談会 石破首相が説明 反応は? | NHK

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【随時更新】自民党両院議員懇談会 石破首相が説明 反応は?

参議院選挙

参議院選挙の敗北を受けて、自民党の両院議員懇談会がこのあと開かれます。続投の意向を示す石破総理大臣は、アメリカの関税措置をめぐる日米合意を着実に実行していくことなどを説明し理解を求める考えですが、辞任を迫る意見が相次ぐことも予想されます。

両院議員懇談会はこのあと午後3時半から、自民党本部8階のホールで行われます。

党所属のすべての国会議員に加え、参議院選挙で落選した候補者なども出席できます。

冒頭、石破総理大臣が発言する予定で、アメリカの関税措置をめぐる日米交渉の合意を着実に実行していくことを説明するとともに、内外に課題が山積する中で政治空白をつくることはできないとして、続投に理解を求める考えです。

また、党執行部は、8月中に選挙の敗因などを分析して総括を行うため、新たな組織を立ち上げる方針も示す見通しです。

これに対し、旧安倍派をはじめ石破総理大臣と距離がある議員からは反発の動きが出ていて、去年の衆議院選挙などに続いて、参議院選挙で敗北した責任をとるよう強く求めています。

懇談会を前に、党所属の議員からは「トップが敗北の責任をとるのは当然だ」という意見の一方、「そもそも政治とカネの問題で信頼が失われた経緯があり、石破総理1人に責任を押しつけるべきではない」などの指摘も出ています。

懇談会は2時間の予定で、石破総理大臣に辞任を迫る意見が相次ぐことも予想されます。

自民党 両院議員懇談会とは?

自民党の「両院議員懇談会」は、党所属の議員から意見を聴く場で党の意思決定機関ではありません。

一方、「両院議員総会」は自民党の党則上、党大会に次ぐ正式な意思決定機関です。

党の運営や国会活動における、特に重要な事項を審議、決定するとされ、特に緊急を要する時は、総会の決定をもって、党大会の議決に代えることができるとされています。

総会は、毎年1月の通常国会の召集日などに開かれますが、党所属国会議員の3分の1以上からの要求があった場合、7日以内に招集すべきものとされています。

28日時点の党所属議員は、衆参両院の議長を除き308人で、総会を開くべきだとして署名集めを進めている旧茂木派や旧安倍派、それに麻生派などの中堅・若手議員らは、すでに、3分の1にあたる103人以上、署名が集まったとしています。

総会や懇談会の開催をめぐっては麻生政権の末期の2009年に、東京都議会議員選挙での敗北の総括を行うため、中川元幹事長や中堅・若手の有志の議員が総会の開催を要求する署名活動を行いました。

この時には、3分の1以上の署名が集まったとされ、当時、農林水産大臣だった石破総理大臣も署名をしました。

ただ、執行部は、総会ではなく懇談会を開催することを決め、麻生総理大臣が党の結束を呼びかけました。

その後、衆議院は解散されて民主党政権が誕生し、自民党は野党に転落しました。

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