
「すご腕のトレーダーが運用している」などとうその説明をして出資を募り、およそ8000万円をだまし取ったとして、自称、個人投資家ら3人が逮捕されました。警視庁は130人余りからおよそ3億円を集めていたとみて調べています。
逮捕されたのは、自称、個人投資家の渡邉雄介 容疑者(40)や、大手証券会社の元社員、井戸雅栄 容疑者(49)ら3人です。
警視庁によりますと、4年前の2021年から翌年の2022年にかけて、都内に住む出資者3人に対し、「株や暗号資産、為替に投資すれば、毎月15%から70%の利益が出る。すご腕のトレーダーが運用している」などとうその説明をして、合わせておよそ8000万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。

出資者には、毎月、「運用実績は1.38倍になった」などとメールで送っていましたが、実際には違法なFX取引や競馬でおよそ3億円の損失が出ていたということです。
「異業種交流会」などに参加して出資を募っていたということで、警視庁は、130人余りからおよそ3億円を集めていたとみて調べています。
3人の認否は明らかにしていません。