立民 新たな参議院副議長に福山哲郎元幹事長推す方針決める
参議院選挙を受けて8月1日に臨時国会が召集されるのを前に、立憲民主党は、新たな参議院副議長に福山哲郎 元幹事長を推すことを決めました。
参議院選挙を受けて8月1日に召集される臨時国会では、新しい参議院の議長や副議長が選出される予定で、与野党は、これまでに議長を第1党の自民党から、副議長を第2党の立憲民主党から、それぞれ選ぶことで合意しています。
臨時国会の召集を前に、立憲民主党は29日、国会内で参議院議員総会を開き、複数の出席者によりますと、執行部から、長浜参議院副議長の後任に、福山哲郎 元幹事長を推す案が示されたのに対し、異論は出されず、福山氏を推すことを決めました。
福山氏は63歳。参議院京都選挙区選出の当選5回で、民主党政権では、菅内閣で官房副長官を務め、東日本大震災の対応に当たったほか、立憲民主党では幹事長を務めました。
一方、参議院議長について、自民党は、関口議長を再び推す方針で、いずれも臨時国会の召集日に開かれる参議院本会議で選出される見通しです。