プロ野球 きょうからペナントレース後半戦 今後の順位争い注目
プロ野球は、26日からペナントレースの後半戦が始まります。
セ・リーグは2位に9.5ゲーム差をつけて抜け出している阪神を他の5チームがどのように追いかけるのか、パ・リーグは負け越しのある下位3チームが巻き返して上位に食い込んでこられるのか、今後の順位争いが注目されます。
《セ・リーグ》
首位の阪神がチーム防御率とチーム打率がいずれもトップと投打ともにかみ合っていて、2位のDeNAに9.5ゲーム差をつけて抜けだしています。
阪神は、後半戦最初のカードで、大リーグでプレーした藤浪晋太郎投手などを獲得した2位のDeNAと対戦します。
去年優勝した3位の巨人は、主力の岡本和真選手をけがで欠く中、最初のカードで今月には7連敗を喫した5位に低迷する広島と対戦します。
7月に入って5年ぶりに7連勝をマークして4位につけている中日は、負け越し22と最下位に沈むヤクルトと顔を合わせます。
抜け出している阪神に対して、ほかの5チームがどのような対策をして追いかけるのか注目です。
《パ・リーグ》
前半戦を3連勝で締めくくり勢いがある首位日本ハムは、おなじく3連勝で前半戦を終えた最下位のロッテと対戦します。
引き分けを挟み6連勝で食らいつく2位のソフトバンクは、チーム打率12球団トップの強力打線を擁する3位、オリックスと戦います。
7月は4勝12敗引き分け1と夏場に入って失速している4位の西武は、3位に7.5ゲーム差とこれ以上離されたくない5位の楽天と対戦します。
勝ち越しのある上位3チームと負け越しを抱える下位3チームとのゲーム差が開いているパ・リーグは、下位3チームがどこまで上位を脅かすのか、今後の順位争いが注目されます。