静岡 公民館で自治会長刺殺 容疑者は土地管理で注意受けたか 2025年8月6日 20時45分 事件 8月2日、静岡市の公民館で、自治会の役員会に参加していた78歳の男性が刃物で刺されて死亡した事件で、殺人などの疑いで逮捕された54歳の容疑者が、所有する土地などの管理をめぐって男性から注意を受けていたことが複数の住民への取材で分かりました。警察は事件に至った詳しい経緯を調べています。 8月2日の夜、静岡市駿河区の公民館で、自治会の役員会に参加していた近くに住む石上義之さん(78)が背中などを刃物で刺されて死亡した事件で、警察は、駿河区中島の無職、澳塩孝之容疑者(54)を殺人などの疑いで逮捕し、6日、検察庁に送りました。 近所に住む複数の住民によりますと、容疑者は、所有する土地などで草木が生い茂っていることなどをめぐって近隣とトラブルになり、住民が改善を求めて静岡市に相談していたということです。 そして地区の連合自治会長を務めていた石上さんが住民からの相談を受け、容疑者を注意することがあったということです。 近くに住む80代の女性は「前を通った際に、草木がずいぶん茂っていて『隣の人は迷惑だろうな』と感じていた。自分が隣に住んでいたら草木を切ってほしいと思う」と話していました。警察は詳しい経緯を調べています。 目撃者の女性「容疑者 大声上げることなく部屋に」 静岡市の公民館で開かれた自治会の役員会に参加していたという40代の女性は「容疑者は大声を上げることなく部屋に入ってきました。『あっ』という声が聞こえ、初めて石上さんが刺されたことに気がつきました」と話しました。 女性は石上さんの手当てもしたということで「傷口を3人で押さえました。当初は石上さんも自力で座り、受け答えもできていました。『誰が刺したんだ』と聞くと、石上さんは容疑者の名前を口にしていました」と話していました。