名古屋 工事現場で見つかった不発弾 自衛隊が撤去完了 | NHK
名古屋 工事現場で見つかった不発弾 自衛隊が撤去完了 2025年7月13日 15時38分 愛知県 先月、名古屋市中心部の工事現場で見つかった不発弾の自衛隊による撤去作業が行われ、不発弾は「信管」が取り除かれたあと現場から運び出され、安全が確認されたとして、周辺の規制も解除されました。 先月10日、名古屋市中区丸の内の建築工事の現場で、地中から▽全長1メートル20センチ▽直径36センチ▽重さ250キロのアメリカ製の焼い弾が見つかりました。 13日は、現場から半径およそ200メートルの範囲の立ち入りを規制し、自衛隊が午前10時ごろから「信管」を取り除く作業を行いました。 中区が設置した対策本部によりますと、正午前までに不発弾に2本ある「信管」はいずれも取り除かれ、午後0時20分に「安全宣言」が出されました。 これを受けて、周辺の立ち入り規制や避難の呼びかけは解除されました。 不発弾はクレーンでつり上げられ、午後1時前に現場から運び出されました。 名古屋市中心部では、去年10月以降、アメリカ製の爆弾の不発弾が相次いで見つかり、13日の分を含めて中区と東区で合わせて6発が撤去されています。 陸上自衛隊第103不発弾処理隊の吉川直樹隊長は「撤去したのは最近処理しているのと同じ太平洋戦争中の名古屋空襲の爆弾とみられる。順調に撤去作業を実施することができた」と話していました。